Philosophy当塾の教育理念
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サイクル学習の教育理念

「一、正直 一、誠実 一、行動」
ある団体が、アメリカ、ニューヨークの成功者100人に次のようなアンケートをしました。
「あなたが成功し、今尚成功者のイスを維持し続けられる要素は何ですか?」
この質問に、ほとんどの成功者は、「正直、誠実、行動である。」と答えています。
「なんだ。よく言われる当たり前のことじゃないか!」と思われる方が多いことでしょう。
しかし、この言葉は意味が深いのです。もうちょっとわかりやすく言いましょう。
「正しく素直で、どこまでも真面目、そして、まずは動くこと」
私たちは誰でも「自分を変えたい」という願望を持っています。
もちろん「今よりもっと良くなりたい」ということです。
しかし、自分を変えるための具体的行動は起こそうとしません。
そこが成功者との違いの一つでしょう。
日本の更なる発展は教育からPhilosophy
次のステップへ上がる為の教育を進めなければなりません。

明治初期、戊辰戦争で焦土と化した長岡藩(現在の新潟県長岡市)「米百表」の故事に始まり、一般の民衆も教育の必要性に気付きました。 それは、身分差のない生活の向上や、社会の安定を目指したものでした。
福沢諭吉は、「独立自尊」の精神をもとに、近代教育における私塾の始まりである慶応義塾を創りました。
そして、現在でも発展途上国では、子供たちが、若者が、自ら教育を必要としています。それもまた、国の安定や自らの生活を安定させたいという願いからです。
そんな中、早くに教育の必要性に目覚めたはずの日本の現在を見てみると、何故こんなに教育は荒廃し、日本の民度は低下してしまったのでしょうか?
今、日本人の脳の前頭連合野が機能低下しているそうです。「ワープロやパソコンを使うようになってから特に漢字が書けなくなった」といったことをよく耳にします。

脳の司令塔である前頭葉が機能低下すると、各脳の機能を総合的に働かせ情報を分析したりして、自分で考え自ら決断する事が難しくなってきます。
そんな視点から子供達の生活環境をよく見ると、情報を集積・分析し、自ら考え、判断を下すトレーニングが減っています。
更に、日本の学生の学力低下は著しいものが有ります。勤勉といわれた日本人も、今や先進国の中では最下位のほうです。アジア諸国からも抜かれはじめています。
そこにきて、「ゆとり教育」。小・中学校の学習内容が3割も削減されてしまいました。計算機マークのついた問題は計算機を使用、これで本当に脳のトレーニングになるのでしょうか?
ある程度復活した学習内容もありましたが、学力の低下に歯止めがかかりません。
21世紀に入り、身分の差もなく、どんな子供たちも未来に向け光り輝く夢を実現できる社会になったはずなのに…・。
生活は贅沢になりましたが、子供達から夢は消えました。私たちの日本には基礎教育から専門教育まで揃っています。
新たな世紀の出発点である今こそ、次のステップへ上がる為の教育を進めなければなりません。それが大人たちの子供たちに対する責任ではないでしょうか。
それは子供にとって一体何のための教育なのか?

生きる力を育て困難を自ら克服しやり抜く力を育てる
だれもが、すばらしい潜在脳力をもってこの世に生をなした。
その脳力を発揮した者を成功者という。
小学・中学・高校・大学を通して子供たちが学ぶのは、ただこの一点にある。
目標に向かって真剣に努力する。これぞまさしく、真の学習と言えるのではないだろうか。
ゆえに、教育の基本とは、生きる力を育て、困難を自ら克服し、やり抜く力を育てることにあると考える。